玉置神社参拝 - 2

聖地・熊野三山の奥の宮「玉置神社」人里遠く離れた紀伊半島中央の、熊野のやまなみの雲海は、 はるか太平洋を遠望する標高1077mの霊峰玉置山。
神々が降り立つ玉置山の境内には、神代杉をはじめ樹齢3000年といわれる老樹大樹が社となりその懐に抱かれるように荘厳な玉置神社の神殿が鎮座しています。


玉置神社参拝は

末社・玉石社(たまいししゃ)

  • 大巳貴命(おおなむぢのみこと)      

から参拝するのが正式な巡礼です。

昨年は場所がよくわからず、こちらに参拝することが出来なかったのですが、今年は駐車場に向かう途中、私たちに巡礼の入り口を教えてくれるかの如く、年配者の一行が参道入り口にて登る準備をされている凄いタイミングでした!!

『今回はこちらから来い!』と教えてくれたんだー!とルンルンでお参りスタートしました。

こちらの参道は深い落ち葉のジュウタンのような道で、急な坂道にもかかわらず、

一歩、一歩を山が包んでくれているような優しさと、浄化の清々しさで自分が山に溶け込んでいくようでした。

昨年の玉置神社参拝-1では正面の写真を載せましたが、今回は側面の写真です。

昔、神仏習合の時代、こちらには大僧正(だいそうじょう)と呼ばれる位の高い僧の方々や修行をされる方々も多くおられたそうで、左端の建物は釣鐘のあるお堂です。

石畳の坂から写したもので、瞑想しながら、ここをめぐっていたであろう僧侶や神職の方々の悠久の時をタイムスリップさせて頂きました。

 

左は『神代彬』

「修験道(しゅげんどう)の開祖」役の行者(えんのぎょうじゃ)さま、
弘法大師さま、天台宗の智証大師さまもこの地で修行されたそうです。



 

 

 

今回は厄除けの鈴を受けて帰りました。

参拝の後、お神酒を頂いて社務所へ

巫女さんの振ってるあの鈴です!

ちょっと厚紙仕立てのところがあるのがおしいところですが、ちゃんとお祓いをしてくださっている祓いの力のある鈴、宮司さんお勧めでした♪

我が家では三輪の社鈴とこの鈴で、毎日シャラ♪シャラ♪鈴の音が舞うことでしょう(笑)

・・・・旦那(苦笑)


 

帰りは分岐を間違えてちょっと大回りしての帰路となりました。(笑)

『北山村』方面に169号線に向けて山を下りましたが、おかげで絶景スポットも楽しめました♪

北山村は『飛地の村』と呼ばれ、和歌山県に位置する村なのに、村を囲む市町村はすべて三重県や奈良県。和歌山県のどの市町村とも隣接しない、和歌山県に属している不思議な地、日本でココだけの称号だそうです。